「サブスクが解約できない」と悩んだときの対処法!慌てず冷静に対応しましょう

サブスクは、たとえ利用していなくても、解約していなければ料金が請求されてしまいます。
「サブスクの解約方法が分からなくて困っている」という人は、記事の内容を参考にして冷静に落ち着いて対応してください。
この記事は、サブスクリプションサービス(定額制サービス)の解約で悩んだときの対処法を紹介しています。
また、サブスクに関するトラブルを未然に防ぐコツを合わせて解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
対処法1.国民生活センターに相談する


「もはや自分の力で解約できない」という人は、消費生活センターを頼りましょう。
消費生活センターは、商品やサービスなどの苦情や問い合わせ、消費者からの相談を受け付けている窓口です。
2021年10月7日には「サブスクに関する相談が毎月500件ほど寄せられている」という発表もしており、サブスクの解約で悩んでいるあなたを解決まで導いてくれます。
参考までに、
- メーカーの公式サイトと勘違いして有料質問サイトを利用し、月額料金を請求された。
- 動画配信サービスの解約を忘れ、利用していないにもかかわらず代金を請求された。
- 通販サイトの有料会員に登録したメールアドレスがわからず、解約できない。
- 1週間の無料体験のためにダイエットトレーニングアプリをダウンロードした後、退会したと思っていたら継続課金になっていた。
といった相談が寄せられているようです。
消費生活センターに相談するときは、「消費者ホットライン188(いやや!)番」が便利です。
「188」に電話をかけると、最寄りの消費生活センターに繋がります。
対処法2.解約方法を検索する


「まずは自分の力で解約を試みたい」という人は、解決方法を検索してみてください。
Google検索で、
〇〇(サブスク名) 解約
と検索します。
有名なサブスクであれば、上記のように検索すれば解約方法を見つけることができるでしょう。
- Amazonプライム 解約
- Netflix 解約
- Xbox Game Pass 解約
- Apple Music 解約
なお、基本的には次の流れでサブスクを解約できます。
- 公式サイトに移動する
- マイページ(アカウント情報)に移動する
- 契約内容を確認する
- 解約ページに移動する
- 解約の手続きを行う
Appleストア(iPhone)のサブスクを解約する場合
Appleストア(iPhone)からインストールしたアプリのサブスクは下記の手順で解約できます。
Apple(iPhone)の場合
- [設定]のアプリを開く
- 自分の名前をタップする
- [サブスクリプション]をタップする
- 解約したいサブスクを選ぶ
- [サブスクリプションをキャンセルする]をタップする
Googleストア(Android)のサブスクを解約する場合
Googleストア(Android)からインストールしたアプリのサブスクは下記の手順で解約できます。
Google(Android)の場合
- [Playストア(Google Playアプリ)]を開く
- 右上にあるGoogleアカウントのプロフィールアイコンをタップする
- [お支払いと定期購入] > [定期購入]をタップする
- 解約したいサブスクを選ぶ
- [定期購入を解約]をタップする
対処法3.友人や知人に聞く


サブスクの解約方法を友人や知人に聞くのも有効な手段です。
昔と比べて、サブスクを利用した経験のある人は増えており、解約方法を知っている人は多くいます。
Googleで検索しても解約方法が分からなかった場合、知り合いを頼れば早く解約できるかもしれません。



筆者にも「サブスクの解約方法が分からないんだけど…」と相談してきた友人がいます。
友人の利用していたサブスクは、Webやアプリによる解約は一切受け付けていませんでした。
筆者が調べたところ、そのサブスクの解約は直接電話する必要がありました。(解約方法は公式サイトの下のほうに書いてありました。)
このように、友人や知人を頼ることで「サブスクの解約に関する悩み」が解決するかもしれません。
そもそも、サブスクってなんで「解約」が必要なの?


そもそも、なぜサブスクに「解約」が必要なのかご存でしょうか。
サブスクに解約が必要な理由を一言でいえば、「契約が自動更新するから」です。
一見すると企業に有利な契約だと思うかもしれませんが、消費者から見ても便利なサービスなのです。
例えば、「契約が自動更新しなかったら…」と考えると不便なサービスは多くあります。
スマホの回線や家の電気を利用するために、契約更新の手続きが毎月必要だとしたら面倒ですよね。
サブスクは、インフラサービスと同じように「契約の手間」を省いたサービスです。
さらに、サブスクによるサービス提供ができれば、企業は安定した収益を得られます。
安定した収益を増やすためにも、サブスクのサービス内容は”お得で便利”なものが多いのです。
サブスクについてもっと知りたい人は、「サブスクとは?簡単に意味を解説!具体例も合わせて紹介」をご覧ください。
サブスクで予期せぬトラブルに合わないコツ


サブスクがお得で便利だと分かっていても、「解約」に関するトラブルを筆頭に予期せぬトラブルは出てきてしまいます。
サブスクに関するトラブルを未然に予防するためには、下記にコツをまとめました。
- サブスクを利用する前に、“契約条件”をよく確認する
- 利用しているサブスクを忘れないようにメモを残しておく
- 契約しているサブスクを“今も利用しているか”を定期的に確認する
- サブスクを利用する前に、“かんたんに解約できるか”を確認する
- いつまでが無料期間なのかを事前に確認する
1つずつ、簡単に解説しますね。
サブスクを利用する前に、”契約条件”をよく確認する
サブスクには”契約条件”が存在します。
例えば、動画配信サービス「U-NEXT」には、下記のような記載があります。
- ◎記載の無料トライアルは本ページ経由の新規登録に適用。無料期間終了後は通常料金で自動更新となります。
- ◎本ページに記載の情報は、○年○月現在のものです。
上記の記載によって、「無料期間が終了後は自動更新されること」が分かります。
契約前に上記の記載を見逃していると、「いつの間にか料金が請求されていた…」ということが起きるのです。
以上のことからサービス内容と料金だけでなく、”契約の内容”を注意深く確認することをオススメします。
利用しているサブスクを忘れないようにメモを残しておく
いま、あなたが利用しているサブスクはいくつありますか?
もし、利用しているサブスクを忘れてしまったら、クレジットカードの明細を見たり、キャリア決済の明細を見たりする必要があるので大変です。
利用しているサブスクを忘れるケースは少ないと思いますが、念のためにもメモを残しておくのがオススメです。
参考までに筆者の場合は、スマホにメモ帳アプリをインストールしているので、メモ帳アプリに利用中のサブスクを記載しています。
契約しているサブスクを”今も利用しているか”を定期的に確認する
契約しているサブスクを今も利用していますか?
昔に契約したサブスクを解約しないままにしている人がいます。
サブスクは「利用した=料金が発生」ではなく、「契約中=料金が発生」です。
クレジットカードの明細を見てみると、利用してないサブスクが出てくるかもしれません。
サブスクを利用する人は、「今も利用しているか」を定期的に確認することをオススメします。
サブスクを利用する前に、”かんたんに解約できるか”を確認する
「かんたんに解約できるか」という点はサブスクにおいて重要です。
さまざまなサブスクを利用して紹介してきた筆者ですが、かんたんに解約できるサブスクは良いサービスが多いイメージがあります。



解約が難しいサービスは「また利用したい!」とは思えないんですよね。
事前に解約方法を確認しておけば、後になってから困ることはありませんのでオススメです。
無料期間がいつまでなのかを事前に確認する
「無料期間がいつまでなのか」を事前に確認するのは重要です。
なぜなら、サブスクに関するトラブル事例として、「無料期間中に解約するのを忘れた」というケースが多くあります。
無料期間は1周間~1ヶ月間など各社サブスクによってさまざまです。
また、無料期間があるのは「初回だけ」であることがほとんどです。
つまり、2回目の無料体験は基本ありません。(一部サブスクには、キャンペーンとして2回目の無料期間が存在するケースがあります。)