サブスクとは?簡単に意味を解説!具体例も合わせて紹介– category –
「サブスク」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思います。
しかし、「サブスクの具体的な意味や定義がよく分からない」という人は多いのではないでしょうか。
そこで今回はサブスクの意味を分かりやすく解説します。
また、サブスクの種類と具体例、メリットや注意点についても紹介します。
サブスクとは?意味を簡単に解説!


サブスクとは、サブスクリプションの略語であり、定額料金を支払って利用するサービスを意味します。
もっと簡単に言えば、定額制サービスのことを「サブスク(サブスクリプション)」と呼びます。
あなたは月額課金制のサービスを利用した経験はないでしょうか。
例えば、「Netflix」や「Spotify」といった月額課金制のサービスはサブスクに含まれます。
NetflixやSpotifyを利用した経験がある人は、無意識のうちにサブスクを利用していたかもしれませんね。
なお、Netflixは動画が見放題になるサブスクのため「動画サブスク(SVOD)」、Spotifyは音楽が聴き放題になるサブスクのため「音楽サブスク」と呼ぶことがあります。



"サブスク=定額制サービス"は間違いではない一方で、若干大雑把な理解の仕方です。
サブスクの意味や定義を正確に理解するためには、サブスクの特徴を知る必要があります。
サブスクの特徴
サブスクの特徴とは「モノやコンテンツを売買していない」という点にあります。
実は、サブスクで提供・販売されているのは「特定期間内のサービス使用権」です。


分かりやすいように例を挙げます。
先ほど、「Netflix」や「Spotify」はサブスクであるとお伝えしました。
つまり、サブスクであるNetflixやSpotifyも特定期間内の"サービス使用権"を提供・販売しています。
サブスク名 | サービス使用権の内容(例) |
---|---|
Netflix | 定額料金を支払っている契約期間中は、映画やドラマなどの動画コンテンツが見放題。(=解約後は映画やドラマを視聴できない。) |
Spotify | 定額料金を支払っている契約期間中は、数千万曲以上の音楽が聴き放題。(=解約後は音楽を聴けない。) |
上記表の重要なポイントは、サブスクを解約すると「Netflixは映画やドラマが視聴できず、Spotifyは音楽も聴けなくなる」という部分です。
もし、映画やドラマ、音楽が売買されているのであれば、解約しても所有権は自分にあるはずです。
しかし、NetflixやSpotifyは解約しても所有権は企業側にあります。
つまり、映画やドラマ、音楽に対して定額料金を支払っているのではなく、「サービスを使用する権利」に対して定額料金を支払っているのです。
以上の内容をまとめると、「サブスクとは、特定期間内のサービス使用権を定額料金で購入するサービス」ともいえるでしょう。
サブスクの種類と具体例


サブスクの定義や意味が理解できたところで、サブスクの種類について解説していきます。
まず、サブスクを大別すると4種類に分けられます。
- デジタルコンテンツ型
- レンタル型
- ギフト型
- ショップ型
それぞれの種類を簡単に解説します。
1.デジタルコンテンツ型


デジタルコンテンツ型は、インターネットを通してコンテンツが提供されるサブスクです。
上記のように、デジタルコンテンツ型で提供されるコンテンツとして、漫画・ゲーム・音楽・動画・電子書籍・雑誌・ラジオ・瞑想などが挙げられます。
上記以外には、Adobeのサブスクなどのソフトウェアサブスクもデジタルコンテンツ型に当てはまります。
エンターテイメント性の高いサブスクが多く、最も親しみやすいサブスクの種類ではないでしょうか。
デジタルコンテンツ型には、無料でお試し利用できる「無料期間」の定められたサブスクも多くあります。
「解約忘れ」などの注意点を理解していれば、月額料金を支払う前に利用を止められるので、サブスク初心者でも利用しやすいです。
それでは、デジタルコンテンツ型の具体的なサブスクサービス例を3つほど紹介します。
サブスクサービス名 | サービス内容 |
---|---|
U-NEXT | 月額2,189円から利用でき、24万本以上の動画が見放題。 さらに170誌以上の雑誌が読み放題。 |
dマガジン | 月額440円から利用でき、1,000誌以上の雑誌が読み放題。 |
Xbox Game Pass | 月額850円から利用でき、100以上のゲームタイトルがプレイし放題。 |
※サービス内容は執筆時点での情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
2.レンタル型


レンタル型は、定額料金で一定数のモノが借りられるサブスクです。
上記のように、レンタル型で借りられるモノとして、車・洋服・家具・家電・おもちゃなどが挙げられます。
レンタル型のサブスクには下記のような魅力があります。
- モノを所有しないから、モノを処分する手間がない
- レンタルだから安い料金で多くのモノをお試しできる
例えば、子どものためにおもちゃをたくさん購入した結果、子どもが成長した際におもちゃの処分に困った経験はないでしょうか。
そんなときにおもちゃサブスクを利用していれば、安い料金でお得におもちゃをレンタルでき、おもちゃの処分に困ることもありません。
それでは、レンタル型の具体的なサブスクサービス例を3つほど紹介します。
サブスクサービス名 | サービス内容 |
---|---|
KINTO | 月額33,000円から利用でき、新車のトヨタ車に乗れる。 割安な手数料で好きな車に乗り換えできる。 |
トイサブ! | 月額3,674円から利用でき、知育玩具5~6個が2ヶ月周期で届けられる。 |
MECHAKARI | 月額3,278円から利用でき、新品の洋服を返却期限なくレンタルできる。 |
※サービス内容は執筆時点での情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
3.ギフト型


ギフト型は、定額料金で一定数のモノがもらえるサブスクです。
上記のように、ギフト型でもらえるモノとして、花・香水・食べ物・コスメ・電動歯ブラシ・コーヒーなどが挙げられます。
ギフト型のサブスクの特徴は「使い切りの消耗品がもらえる」という点にあります。
花はいずれ枯れてしまいますし、香水やコスメは使用していれば無くなりますよね。
また、食べ物やコーヒーも一度食べてしまえば手元には残りません。
電動歯ブラシサブスクに関しては、電動歯ブラシ本体が無料でもらえて、替えブラシなどの消耗品が定期的に届けられます。
「普通に購入していると高い」「定期的に購入したいけど面倒」といった場合に、ギフト型サブスクを利用すれば、お得かつ手間いらずで消耗品を入手できるでしょう。
それでは、ギフト型の具体的なサブスクサービス例を3つほど紹介します。
サブスクサービス名 | サービス内容 |
---|---|
ブルーミー | 月額1,650円から利用でき、定期的に季節の花がポスト投函される。 (配送頻度は毎週または隔週から選ぶ。) |
COLORIA | 月額1,980円から利用でき、定期的に好みの香水が届けられる。 |
GREEN SPOON | 月額8,491円から利用でき、栄養価の高いスープ・スムージー・サラダを8食以上届けられる。 |
※サービス内容は執筆時点での情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
4.ショップ型


ショップ型は、お店を通してサービスが提供されるサブスクです。
上記のように、ショップ型で提供されるサービスとして、飲食・ネイル・ホテル・美容院・エステなどが挙げられます。
ショップ型以外のサブスクは、基本的に自宅にいるときに提供されるコンテンツやモノが中心でした。
それに対して、ショップ型のサブスクは「直接お店に行ってサービスを提供される」という特徴があります。
また、ショップ型のサブスクを利用するためには、
- インターネットを通して申し込むタイプ
- お店に行って直接申し込むタイプ
の2種類があります。
各社サブスクサービスによって申し込み方法が異なるので、利用を検討している人はあらかじめ確認しましょう。
それでは、ショップ型の具体的なサブスクサービス例を3つほど紹介します。
サブスクサービス名 | サービス内容 |
---|---|
Free Nail | 月額3,790円から利用でき、施術時間内(2時間)であれば希望のネイルにしてもらえる。 |
HOTEL PASS | 月額69,800円から利用でき、全国各地にあるホテルに宿泊できる。 (本格的にホテル暮らししたい人向けサービス。) |
MEZON | 月額11,550円から利用でき、1,000以上の美容院のシャンプー・ヘアケアなどを施術してもらえる。 回数制限のある「定額チケットタイプ」と「通い放題タイプ」の2種類がある。 |
※サービス内容は執筆時点での情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
サブスクのメリット


近年、サブスクが流行しているのは、サブスクにさまざまな魅力が存在するからです。
今回はサブスクのメリットを5つ紹介します。
- 利用回数や消費量が多いほどお得
- 少額で生活を豊かにできる
- 専門家やAIからおすすめのモノやコンテンツが選定・紹介される
- 無料期間があるから気軽に始められる
- 面倒くさがりの人にぴったり
利用回数や消費量が多いほどお得
サブスクは利用回数や消費量が多いほどお得になります。
なぜならサブスクには、「音楽が聴き放題・動画が見放題・漫画が読み放題」など「〇〇し放題」のサービスが多く存在します。
これはサブスクの「モノやコンテンツを売買していない」という特徴があるからこそ、実現できているサービスです。
「〇〇し放題」というサブスクであれば、サービスの利用回数やモノの消費量が多い人ほどお得になります。
例えば、音楽が聴き放題のサブスクであれば、「たくさんの音楽を聴く人」ほどお得になります。
音楽サブスクが存在しなかった時代、音楽を聴くためにはCD・アルバムを購入しなければいけませんでした。
そして、CDシングルは1枚1,000円以上で最大3曲まで聴けて、CDアルバムは1枚3,000円以上で7~15曲聴けます。



たくさん音楽を聴きたくても、結構な額のお金が必要でした。
そんな中で登場したのが音楽サブスクです。
音楽サブスクは、月額980円で数千万曲以上の楽曲が聴き放題です。
毎月どれだけたくさんの音楽を聴いたとしても、月額980円しか支払う必要がありません。
たとえ毎月100曲聴いたとしても月額980円です。
コストパフォマンスだけでみれば、音楽サブスクはCD・アルバムよりも圧倒的に優れています。
これは音楽サブスクだけでなく、映画やドラマが見放題の動画サブスクでも同様です。
毎月たくさんの映画やドラマを見る人は、DVDで見るよりも動画サブスクで見るほうがお得です。
少額で生活を豊かにできる
サブスクは少額で生活を豊かにできることも魅力の1つです。
少し大げさな例ですが、「NOREL(ノレル)」という車のサブスクは、ベンツやBMWの車に定額で乗ることができます。
NORELは月額10万円以上なので安いとは言えませんが、自分でベンツやBMWの車を購入すれば相当なお金が必要です。
あこがれの車に一回でも乗るためや、自分で購入する前のお試しとして利用することもできます。
このように「少額で大きな体験・経験」を得ることが可能です。
専門家やAIからおすすめのモノやコンテンツが選定・紹介される
「〇〇し放題」というサービスだけがサブスクではありません。
専門家やAIによって「利用者におすすめのモノやコンテンツを選定・紹介するサブスク」が多く存在します。
例えば、下記のようなサブスクが存在します。
サブスクサービス名 | おすすめされるモノやコンテンツの例 |
---|---|
トイサブ! | 子どもの年齢・性別・興味に合わせて、 "おもちゃに精通したプランナー"が選定したおもちゃが届く。 |
airCloset | 約50項目の診断結果から、プロのスタイリストが選定した洋服が届く。 |
Spotify | 過去に聴いた音楽の傾向からオススメの音楽がAIによって紹介される。 |
Netflix | 視聴履歴や動画作品への評価などを参考に、オススメの動画作品がAIによって紹介される。 |
自分では発見できなかったモノやコンテンツを新たに発見できるので、サブスクを利用する価値を高めています。
無料期間があるから気軽に始められる
サブスクには、無料でお試し利用できる「無料期間」を用意しているサブスクが多く存在します。
無料期間の長さはサブスクサービスによって異なりますが、「1週間~1ヶ月」ほど無料でお試し利用できるケースが多いです。
これはサブスクの「モノやコンテンツを売買していない」という特徴があるからこそ、実現できている制度です。
無料期間終了後、自動更新で有料プランに移行することに注意すれば非常に魅力的な制度です。
面倒くさがりの人にぴったり
サブスクの場合、利用するための手続きは最初の1回だけです。
その後は、自動で毎月課金され、自分で毎回契約する必要がありません。
また、服やおもちゃのサブスクはプロが選んだものが届くのを待つだけです。
つまり、ファッション・おもちゃ選びに悩む必要がなくなります。
面倒くさがりな人ほど、サブスクを利用した際の感動は大きいかもしれません。
サブスクを利用する際の注意点


サブスクのサービスには魅力がある反面、注意すべき点もあります。
今回は5つの注意点を紹介します。
- 「無料期間」が終了すると自動更新で契約されることに注意
- 最低利用回数・期間があるサブスクに注意
- 定額料金バイアス(flat-ratebias)に注意
- サブスクが安価な料金だとしても契約しすぎに注意
- どのサブスクを利用していたか忘れないように注意
「無料期間」が終了すると自動更新で契約されることに注意
サブスクは無料期間が終了すると自動更新で契約されます。
毎月契約の手続きを行う手間がない反面、「解約し忘れ」が発生する可能性があります。
サブスクは解約の手続きを行うまで、たとえ利用していなくても料金が請求されてしまいます。
「サブスクに関する相談が毎月500件ほど寄せられている」という消費者センターの発表の相談事例にも、 【事例2】動画配信サービスの解約を忘れ、利用していないにもかかわらず代金を請求された
という内容がありました。
もし、サブスクを利用する場合は「契約前に解約方法を把握すること」をおすすめします。
ほとんどのサブスクがWeb上で解約できますが、「電話による解約しか受付していないサブスク」も存在します。
この問題は既にアメリカ政府も認識しており、クリック1つでサブスクサービスの加入ができるのに、解約は電話のみという手法は違法になる方向に向かっています。
サービス加入が簡単なのに、解約しにくいサブスクは今後淘汰されることが予測できます。
しかしながら、現段階では「解約しにくいサブスク」が存在することを理解した上で、上手にサブスクを利用しなければいけません。
なお、当サイトではサブスクの解約に関して悩んでいる人に向けて、下記のような記事を書いています。
もし、サブスクの解約に関して困ったときは参考にしてください。


最低利用回数・期間があるサブスクに注意
サブスクの中には、最低利用回数や最低利用期間のあるサブスクが存在します。
もし、最低利用回数や最低利用期間を満了せずに解約した場合、解約手数料を請求されてしまいます。
解約手数料の額は各社サブスクによって異なりますが、1,000~3,000円である場合が多いです。
本記事で紹介している「デジタルコンテンツ型」のサブスクではなく、「レンタル型」「ギフト型」のサブスクには最低利用期間が多い傾向がみられるので注意してください。
定額料金バイアス(flat-ratebias)に注意
皆さんは、
- 利用量や利用時間に応じて料金が決まる「従量料金制」
- 利用量や利用時間が関係なく一定の料金で使用できる「定額料金制」
のどちらを好んで利用したいでしょうか。
アメリカが行った調査では、従量制よりも定額制が好まれるという調査結果になりました。 米国で行った調査において、定額料金制と従量料金制の双方のサービスで同額の請求書を受ける場合でさえ、回答者は従量料金制サービスよりも定額料金制サービスに高い価値をつけていることを見出した。このように両者の費用が同一でも消費者が定額料金制を強く選好する現象を「定額料金バイアス(flat-ratebias)」と呼ぶ。
引用元:「情報通信および交通サービスにおける定額料金プリファレンスの実証分析」
支払額が変わらないとしても、「従量料金制」と「定額料金制」では定額料金制が強く好まれます。
上記の調査結果では、定額料金制を多くの人が好む現象を「定額料金バイアス(flat-ratebias)」と呼んでいます。
定額料金バイアスを悪用し、さもお得かのように見せて全くお得ではないサブスクも存在します。
また、利用回数や消費量が少ない場合にもサブスクはお得じゃない可能性があります。
定額料金バイアスで損しないためにも、サブスクを利用する前に自分のライフスタイルを考慮することをオススメします。
ゲームがプレイし放題のサブスクを利用する前に、「今までゲームに対してどれくらいのお金を使用していたか」を考えてみましょう。
「ゲームサブスクを利用したなら、たくさんゲームしないといけない」と必要以上にゲームにのめり込んでしまう可能性まであります。
サブスクが安価な料金だとしても契約しすぎに注意
サブスクを提供している企業側は「長く利用してもらうことで継続した安定収入」を求めています。
そのため、多くのサブスクサービスは安価な料金設定になっています。
しかし、1つ1つが安価な料金設定になっていることから「サブスクを契約しすぎてしまう人」がいます。
サブスクの支払い方法はクレジットカードやキャリア決済がほとんどなので、支払っている感覚も薄まっています。
アルファノート株式会社が行った調査※1によると、1ヶ月あたりのサブスク費用は、
- 500円未満が22%
- 500~1,000円が34%
- 1,001~3,000円が30%
- 3,001~5,000円が11%
- 5,001~10,000円が2%
- 10,001円以上が1%
という調査結果になりました。
ほとんどの人は1ヶ月あたりのサブスク費用を5,000円以内に抑えていることが分かります。
サブスクを契約しすぎないように、「本当に契約する必要があるのか」を定期的に見直しましょう。
どのサブスクを利用していたか忘れないように注意
「どのサブスクを利用していたか忘れてしまった」という事例は結構あります。
利用しているサブスクを忘れないためにも、利用中のサブスクは全てメモすることをおすすめします。
もし、利用しているサブスクを忘れてしまうと大変なことになります。
利用しているサブスクを忘れてしまったら、利用中のサブスクを探すために、
- 銀行の引き落とし履歴からサブスクを探す
- クレジットカードの支払い履歴からサブスクを探す
- キャリア決済の利用明細からサブスクを探す
といった作業が必要になります。
筆者の場合、スマホのメモ帳アプリに利用中のサブスクを書き出すことで忘れないようにしています。不安な人は参考にしてください。
サブスクはいつから流行っているのか調査してみた
個人的に気になったので、サブスクはいつから流行っているのかを調査してみました。
結論からお伝えすると、「サブスク」という言葉が日本で流行りだしたのは2019年の後半です。
2019年の後半に「サブスク」ということが流行した理由は主に3つです。
- 2019年に有名企業がサブスクサービスの提供を開始したから
- 日本サブスクリプションビジネス大賞が始まったから
- 「第36回2019年のユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートしたから
まず、2019年にサブスクサービスを提供した主な企業は下記表のとおり。
サービス開始年月 | 提供した企業 | サブスクサービス名 |
---|---|---|
2019年3月19日 | ・POST COFFEE株式会社 | PostCoffee |
2019年3月26日 | ・ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 ・株式会社NTTドコモ | ディズニーデラックス(現ディズニープラス) |
2019年5月27日 | ・株式会社光畑紙店 | IKUPLE |
2019年7月1日 | ・株式会社KINTO(トヨタグループ) | KINTO ONE |
2019年9月20日 | ・Apple Inc.(アップル) | Apple Arcade |
2019年10月1日 | ・株式会社JR東日本ウォータービジネス | every pass |
2019年11月1日 | ・Apple Inc.(アップル) | Apple TV+ |
2019年はコーヒー・動画コンテンツ・おもちゃ・車・ゲーム・自動販売機などのサブスクが登場しました。
日本を代表する企業である「トヨタ」のグループ会社や、iPhoneを販売している「Apple」がサブスクサービスの提供を開始しました。
有名企業がサービス提供を開始したことから、「サブスク」に対する認知度は大きく向上しました。
「日本サブスクリプションビジネス大賞」が開始したのも2019年からです。
通称サブスク大賞の表彰式は、地上波のテレビ番組で毎年放送されるほど注目を集めています。
当サイトでも「サブスク大賞とは?」という記事を書いていますので、興味ある人はぜひご覧ください。
また、「第36回2019年のユーキャン新語・流行語大賞」では「サブスク(サブスクリプション)」という言葉がノミネートしたことで流行を加速させました。
以上のように、有名企業の参入やメディアへの露出によって、「サブスク」というキーワードが急激に流行したのが2019年でした。
2019年の後半から流行している事実を解説
ここからはデータを使用しながら、「サブスク」が2019年から流行している事実を解説します。


Googleトレンドで調べた結果、2004年から2018年の間に「サブスク」と検索された量は非常に少なかったです。
2004年から2018年の間に「サブスク」という言葉を使用していた人も少なかったと推測できます。
しかし、Googleトレンドのグラフから2019年9月から「サブスク」というキーワードの検索量が急激に増えていることが分かります。
つまり、「サブスク」という言葉は2019年の中でもかなり後半に流行り始めた言葉です。
メディアでは2010年から使用されていた
さて、「サブスクが流行したのは2019年の後半から」という事実はお伝えしました。
ただし、「サブスクリプション」という言葉自体は2010年からメディアで使用されていました。
日本経済新聞が2010年5月14日に掲載した「異種クラウド間でアプリ認証移行が可能に」――米Red Hatがクラウド分野の技術戦略を解説には、"サブスクリプション"という言葉が使用されています。
筆者が探した中では、日本経済新聞が2010年5月14日に掲載した上記の記事が「サブスクリプション」という言葉を使用している記事で最も古かったです。
また、毎日新聞が2016年10月1日に掲載した世界最強の音楽配信サービス「Spotify」ついに上陸――気になる無料プランと有料プランの違いにも、"サブスクリプション"という言葉が使用されています。
流行したのは2019年の後半ですが、ニュースや新聞を見ていた人はいち早く言葉の意味を理解して使用していたかもしれませんね。
サブスクのよくある質問


最後に、サブスクでよくある質問や疑問をピックアップし、回答していきます。
まとめ


ここまで、
- サブスクとは?
- サブスクの種類や具体例
- サブスクのメリット
- サブスクを利用する際の注意点
- サブスクのよくある質問
を解説してきました。
サブスクは利用回数や消費量が多いほどお得になる仕組みなので、「普段たくさん使用しているモノやコンテンツ」をサブスクで利用するのがオススメです。
この記事でサブスクについての理解を深め、お得で便利なサブスク生活を楽しみましょう!


出典
※1:アルファノート株式会社によるサブスクサービスに関する意識調査
(調査方法:インターネット調査 / 調査期間:2021年10月22日~2021年10月24日 / 有効回答:全国の20~50代男女 500名)
※2:Google Trends / 2017年2月26日から2022年2月26日 / 調査キーワードは[サブスク]
※3:Google Trends / 2017年2月26日から2022年2月26日 / 調査キーワードは[サブスク]と[サブスクリプション]
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